今の日本で使われている枕というのは、たいていが布団を購入した時に、デザインを同じにしてスポンジなどのクッション性素材を使った枕が大半ではないかと思います。こうした枕を利用することで寝ることは可能になるわけですけれども、睡眠の質が血流の良い状態であるということになるかというと、それはそうとは言えないのです。
クッション性の素材というのは、頭をのせたときに弾性があまりないためか、形がほとんど変わらないので、首が頭を支えようと思って、かなり負荷がかかる状態になってしまうのです。首の部分にはクッション材がない場合が多いので、負荷は集中的になって、その分だけ首の血流はよくない状態になるのです。
そこで、首の血流を良くするためとして、かつては低反発の枕というものが、よい睡眠のためには適していると言われたことがありました。確かに、頭をのせたとき、低反発枕だと、頭に合わせて枕も沈み込むように形を変えるので、首の部分も頭の重さを支える必要がなく、負荷が減って血流もよくなるといわれました。ただ、やはり肩のコリなどは残るらしく、さまざまに改良の余地があるといわれているのです。
こうしたさまざまな枕を巡る状況を見ていると、適度に弾性がありつつも、反発もあるので血流もよくなり、肩のコリが、今までの枕よりも改善するという高反発枕は、よりよい睡眠を得られる可能性が高い高品質の枕を購入できる環境を実現するという意味で、必要性があるということが言えると考えているのです。
これからの技術革新で、よい睡眠を全ての人が得られるようになることを期待しています。